調兵山(鉄法線)情報まとめ

日本の(世界の)鉄道ファン・SLファンのみなさまのために?、ここに3回来て、分かってきたことを整理します。興味ない方にはちんぷんかんぷんですよね。○○レとか書かれても。

鉄法「調兵山駅」時刻表

調兵山駅に掲示されている時刻表です。一番上の欄に列車番号があります。100番台=大明線、200番台=王千線、300番台=大青線、400番台=东关屯Dongguatun(東関屯)線で、すべて調兵山に向かうのが上り列車。东关屯だけが北方向で、他の3つは南方向で三家子Sanjiaziまで一緒で、そこでまん中の大青線、左へ大明線、右へ王千線に分岐。調兵山〜三家子は複線です。車輌の運用も、機関車も客車もそれぞれ、あっちから来てこっちへ行く、というふうに、よく見てないとわからないです。現在運用されているSLは上游1771の1輌のみ。大明線の5往復のうち、まん中の103レ・106レ以外の4往復に運用されてます。この103レが出て106レで戻って来るまでの昼の4時間、調兵山を発着する旅客列車はなく、駅には客車2編成だけ残されてます。朝8時〜9時に、すべての線から4本の列車が調兵山に到着しますが、その後、出ていくのは王千行き203レと大明行き103レだけ。だから、客車2編成残るけど、なぜか機関車が1台も残らない。王千からの204レを牽いてきたDLが大明行き103レを、大青からの308レを牽いてきたDLが王千線の晓南行き203レを牽いて出て行きましたから、大明から104レを牽いてきた上游と、东关屯から404レを牽いてきた機関車はどこかに回送されているということ。午後、その106レの後に、王千線の晓南Xiaonan(暁南)からの206レを上游が牽いて調兵山に到着します。その往路である晓南行き203レはDLが牽いて調兵山を出発しているので、その間の運用がどこでどうなっているのか不明です。

思いついたこと!

ここからは推理です。いろんな人のブログ等で「SL体験運転」の記事を見ると、ヒントがありました。これは、大青Daqingにある「蒸汽机车博物馆(蒸気機関車博物館)」の公式プログラムで、1人2000元(乗務員さんの月給の1.5倍くらいの額?)で運転させてくれる。旅行会社の車で現地に来て、体験運転で一定区間を1往復するようですが、記事に書かれている時間と場所から言って、王千線で203レと206レの間の時間(3時間空いてる)にやってる。おそらくは王千手前の「桥南Qiaonan」から分かれる盲腸線の「晓南Xiaonan」だと思われます。さらに、皆さんの記事に共通しているのが、体験運転に使った機関車が、その後定期列車を牽いて走るのに乗ったり、写真撮ったりしていること。それは206レに間違いないでしょう。このプログラムがあるため(客は毎日いるわけないが)、昼間の時間は王千線に入る運用にしておく必要がある。ただ、それなら203レを牽いて行けばいい訳なんだけど・・・、203レはDLが牽いて行くんだよね。う〜ん。203レの前に入っていないといけない理由が何かあるのか? 203レを牽いて行ったDLはどこへ? 謎は残りますが、これは大きなヒントですね。そもそも、このプログラムの情報があったから、SLは王千線で走っていると思いこんでいて、最初に来た時、まさか大明線で走っているとは予想していなかったんですね。・・・もう一回、行くか?