調兵山(鉄法線)蒸気機関車・三たび・・・・・その1

日曜はまとまった雨が降ったので(昨日は曇)、今朝は空気のきれいな晴れ。鉄嶺行きのバスの切符が買えたら行こうと、3度目の調兵山へ。日本の鉄道ファン、SLファンのみなさま。鉄法Tiefa(遼寧省調兵山Diaobingshan市・鉄煤集団Tiemeijituan)の上游shanyou1771健在でした。

调兵山(調兵山)〜南岭Nanling(南嶺)206レ・105レ

いつものように、鞍山8:20の铁岭Tieling(鉄嶺)行きバス。鉄嶺から康平行きの大きいバスがちょうどいたので、ラッキー。なぜかこのエアコンバスの方が安くて、調兵山まで9元。調兵山駅前には行かないので、新湖公園で降りて歩く。お昼ご飯に巻餅買って食べながら、最初のポイントを探す。駅を出た所のカーブは線路脇がゴミだらけなので、もっと先まで歩くことに。踏切まで来ると、この先、なんとか絵になりそう。警報機が鳴って走ってきたのは、なんとレースバス。前後2輌のレールバスが、客車1両とチ1000みたいな貨車を挟んでゴロゴロ走ってくる。従業員用でしょうか?まさに「列車ダイヤにない列車」。これ、三家子駅の外れにあるのは知ってたけど、廃車が置いてあるのかと思ってました。いつのまにか「南岭」まで歩いちゃいました。この時間、大明Damingからの106レじゃなくて、王千からの206レがSLで来るのが、前回の教訓。やはりそうでした。「南岭」停車中の206レ(上)と、発車(中)。しばらくすると、大明行きの105レを牽いて戻ってくる(下)。これを「南岭」で撮って乗ればいい。ポイント探してウロウロしてたら、農家のおばあさんがいぶかしげな顔で孫と一緒に出て来る。怪しい者じゃないですよ。写真を撮ってること、日本は蒸気機関車はないからここはとても貴重なんですって説明。日本語教師してるというと、給料はいくらかとか、いつもながら、もっと聞き取れれば話も弾むのにね。お母さんも出てきたので、写真を撮らせてもらったら恥ずかしがって下向いちゃった。椅子持ってくるから座れって言われて、気にしないでって言ったんだけど、ちょうど列車が来た時、おばあさんが家から椅子を持って来てくれて・・・。「ゴメンナサイ、これ乗るの」と、ホームに向かって走りながらサヨウナラ。ちなみに「南岭」は、調兵山と三家子の間にある、時刻表にない駅(乗降場)です。




大明Daming〜三井Sanjing 108レ

105レで大明に着くと、戻りの108レまで1時間半ある。今日は、機回りしてすぐ連結してました。なんか、乗務員に顔覚えられてるんじゃないかという気がします。だいたい、普通の乗客はみんな顔なじみだろうし。停車時間がある時、あちこち手入れしてますね(上)。さて、乗ると撮るの両立は難しく、どうしたもんか考えた末、一つ手前の「三井」まで歩いて戻ることに。またまた、到着するところを撮って、それに乗るパターン。駅に到着と言っても、「三家子Sanjiazi」以外はすべて小さいホームがあるだけなので、普通の走行写真になる(下)。「三井」にはホームもなかったし。大明の駅名板に「三井2㎞」」とあったから30分。「三井」は炭鉱で、構内には貨車ヤードと石炭を貨車に積み込む施設がある。その施設の前に駅名板だけあるので、以前はこっちが駅だった? 今は、大明寄りの踏切の先、別の炭鉱への支線を分ける所が駅になっています。ここまで歩いてくる途中、すれ違った人に(線路は生活道路)、三井の駅はどこか?と訊いたら、何やら聞き取れない。指さすところはだいたい分かったけど、ホームが見えないので、左右どっちから乗るのか訊いたらジェスチャーで分かったのでよかったです。田園風景のカーブの先に、大明方面が見渡せる、いい場所でした(中)。





三家子Sanjiazi 108レ・调兵山 107レ

三家子では、停車時間があるし、王千からの208レが11分後にあるので、三家子発車後の写真を撮って、208レに乗ることに(上)。ただ、駅から遠くまで行って、乗り遅れても困るので、発車を動画で撮るだけに。それにしても、どの駅も、ホームから線路に降りて、そのまま歩いていても何も問題にならないのがいいなぁ。地元の人がみんなそうしてる、というか、線路は生活道路で、バイクだって走ってる。調兵山に着くと、すぐに18:20発の107レの発車。かつて、この夕方の時間帯はゴールデンタイムと言われたらしいです。鉄法4線すべてがSL列車で発着してたんですから。今日はよく歩きました。泊まりはいつもの、宝平国際酒店。予約しなかったけど大丈夫でした。夕食はいつもの「香来香Xianglaixiang」。店に入る前に見つけて手を振ってくれました。疲れ切って、あまり話が出来なくてゴメンナサイ。