平和フィールドワーク「芭蕉の足跡と東京大空襲」

昨年末に、アーサービナード講演会に行ったことは書きました。あの時も職場の分会掲示板にチラシが貼ってあったので知ったのでした。今回も同じく「九条を守る神奈川高校教師の会」のイベントで、東京は深川近辺の「平和フィールドワーク」です。この辺りは関東大震災東京大空襲の二度にわたって焼け野原になったところ。横浜と一緒です。ということで、数多くある「戦災慰霊碑」「震災慰霊碑」、富岡八幡・深川不動尊などを巡り、芭蕉庵跡・芭蕉記念館までというロングコース。遅いお昼に深川丼を食べたら量が多くて満腹になり、その後「深川江戸資料館」を観て、「李さんの慰霊碑・地蔵尊」までお付き合いして、芭蕉コースを前にリタイヤし帰ってきました。その時すでに午後3時を回ってますから、全部行ったら5時過ぎたことでしょう。10時半から歩いたので、さすがに疲れました。深川江戸資料館は、写真のように江戸時代の深川の街を復元したミニ・テーマパーク。まぁ、ラーメン博物館と同じ。子ども向けだけど300円なら許せるか。近くの清澄庭園と合わせて散策するならいいかも。「李さん」は1919年に渡日して関東大震災時の「朝鮮人・中国人虐殺事件」を生き延び、東京大空襲を生き延びる。1958年に戦災使者の慰霊のために地蔵尊を建立し、慈善活動もしていたらしい。さらに1971年、奥さんのたっての希望で「故郷」北朝鮮への帰国を決意し、「平和を願う碑」を81歳で建立。この「李さん」については初めて知ったので、これから調べてみます。白河二丁目で食堂を営んでいて、町内から親しまれていたというのですが・・・。