大川(鶴見警察)署長、歴史資料集に

今日の毎日新聞神奈川版に標記の見出しで記事が載ってます。
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20110830ddlk14040299000c.html
浜島書店発行の中学校用歴史資料集に、取り上げられたようです。記事には資料集の街頭ページの写真とともに、「(資料集の)編集者は大川署長の顕彰碑や墓がある東漸寺を訪れ、虐殺の歴史を長年研究する中学講師の後藤周さん(62)に取材。大川署長の孫、豊さん(59)に署長当時の写真も借りた。資料を提供した後藤さんは「大川署長の言動を授業で幅広く取り上げてほしい。虐殺の歴史はまだ解明されていない部分が多い」と研究を続ける。」とありました。25日には、サンケイ新聞が一面に、ある神奈川県立高校教師をたたく記事を載せたばかりです。2チャンネルではバッシングで盛り上がってるそうですが、僕は見ないので知りません。大川署長の話は、「教科書が教えない日本の歴史」にも載ってますが、残念ながら、事実関係を検証していないで書いてるので、まるで水戸黄門が印籠出して、群衆がハハーって引き下がったみたいな書き方になっていて、かえって大川氏の仕事の凄さがわからなくなってしまってますね。それにしても、後藤先生がご自身で本を書くのを楽しみにしております。

DEAR全研・アンケート集約

DEAR全研(開発教育全国研究集会)でも、「(関東大震災の)震災作文の学びから、『知る→行動する』を問う」という、実践・研究報告を出して、大川署長の話にも触れました。初めて知ったという方が多く、もっと詳しく知りたいと思ってくださった方がたくさんいらしゃいました。以下のページにアンケートが集約されてます。
開催レポート2日目|第29回開発教育全国研究集会|2011年8月6日~7日|開発教育協会

多文化映画祭にて「海洋天堂」

「よこはま若葉町多文化映画祭*横浜下町パラダイスまつり」、絶賛?開催中です。日曜日は、「TOKYOアイヌ」を観て、アイヌウタリ連絡会事務局長の島田あけみさんのトークと交流会、その後は1980年の韓国映画風吹く良き日」を観て、その映画の主演俳優「アン・ソギー」についての著作のある村山敏夫さんのトークと交流会。昨日の月曜日は、うちの父母がやってきて、古手川望の「さすらい姫」とマッタリと語り合った後、韓国映画「クジラ取り・ナドヤカンダ」を観る。今日は、「若葉町こどもヘンテコかいぎ」で、なぜか漢字の書き取りの宿題につきあった後、お薦め「海洋天堂」を観ました。・・・って書いても、一体何をやってんのか意味不明でしょうから、ぜひ一度お越しください。「海洋天堂」は確かにいい映画でした。「まつり」は日曜(4日)まで。映画祭のプログラムは金曜(2日)までですが、もともと普段から「多文化映画」やってるみたいな映画館ですから・・・。